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山科ビジットマッサージ/出張治療 の日記

天使の都でサバーイ~私のタイ古式マッサージ修業の旅(3)

2011.02.21

タイ古式マッサージの総本山と言われる寺院、ワットポー。タイの観光ビデオにもよく出てくるあの黄金の涅槃像で有名であるが、ワットポー・トラディショナル・マッサージスクールはこのお寺の境内にある。ワットポーに古式マッサージが伝承されたのは、比較的新しい時代であったと思われる。境内の何処かに、僧侶が庶民にマッサージを施している様子を描いた壁画があるらしいが、私には確認出来なかった。マッサージと武術の違いこそあるが中国の崇山少林寺のタイ版といったところだろうか。

さてマッサージ学校の方に話しを移すと、建物にはSCHOOLと書いてあるがそこは施術を受ける場所で、教習所は別の所にあるらしい。取りあえずそこで受講願書と基礎コースの授業料6000バーツ(約1万九千円)を支払うと、案内嬢にバスと船を乗り継いで教習所のある建物に連れて行かれた。それはチャオプラヤー川の対岸のトンブリ地区にあった。(現在はスクンヴィット通りにも学校がある) 建物の裏側には、いかにもタイの下町という雰囲気の市場があった。私はすっかりその界隈が好きになってしまった。


職員の案内嬢は、これから10日間の基礎クラスの指導をしてくれるタッサニー先生を紹介してくれた。先生は以前、マッサージを教えに日本にも行ったことがあるとのこと。この学校の授業の進め方は二人がペアになって互いに施術をし合い、先生がそれをチェックするというものだった。一つのペアにだいたい一人の先生がついており、まさに手取り足取りの授業である。タッサニー先生の英語もとても分かりやすく、その懇切丁寧な指導には感心させられた。

私とペアを組んだのは地元のタイ人だったが、先生は先ず自分がこの方をマッサージするので、よく見ていて下さいと言う。
そして、先生は足の方から施術を始めた。私自身、数十回タイ式マッサージを受けて気付いた事だが、この伝統療法は特に下半身の施術を重要視する。タッサニー先生のマッサージは美しく優雅で無駄がない。その流れるような手の動きはまるでタイ舞踊の様でもある。そこに私は、タイ古式マッサージの真髄を見る思いがした。


鍼灸師・指圧師  稲田健治
                                                                                                                                            

天使の都でサバーイ~私のタイ古式マッサージ修業の旅(3)

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