山科ビジットマッサージ/出張治療 の日記
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天使の都でサバーイ~私のタイ古式マッサージ修業の旅(2)
2011.02.18
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バンコクのカオサン通りと言えば、一般のパッケージツアーの旅行者にはまず縁のない、東南アジアきっての安宿街だ。しかし、個人旅行者やバックパッカーにとってはとても便利な所である。街の中心地や繁華街からも少し離れ、地下鉄や高架鉄道の駅もないが、近くにチャオプラヤー川の船着場があり、エメラルド寺院やワットアルンといった観光地を巡るのには最適な宿泊エリアであろう。
最近では、カオサン通りから離れた所にもどんどん新しく小奇麗なゲストハウスも建ち、かなりこの界隈も様変わりしてきている。私が昨年泊まったゲストハウスにはプールまであった。これから、マッサージ習得の為にバンコクに長期滞在する人は、通称、寺裏と言われる界隈のゲストハウスやチャオプラヤー川沿いにある宿がお奨めである。タイ古式マッサージの本山であるワットポーは船で5分程である。(船賃はびっくりするほど安い)
さて私がこの地を訪れた13年前に話しを戻すと、その頃はまだカオサンのゲストハウスも選択肢が少なかったので、私が長期滞在したのはいかにも安宿といった感じのゲストハウスだった。それでも寝に返るだけの場所と割り切れば、シャワーもトイレもある部屋なので気にはならなかった。ちなみに一泊の料金は当時のレートで300バーツ、1000円程度であったと思う。
バンコクに着いた翌日、私はさっそく入学手続きをするたに、プラ・アーティッドの船着場からエキスプレスボート乗ってワットポー(涅槃寺)に向かった。 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 稲田健治